ここは釣りの名所ですか?

ポケカ沼の雑記帳。

【オフ記事】【構築記事】はまるオフ使用構築 対面操作ラグバシャニンフ 優勝しちゃいました。

第一回はまるオフ優勝しちゃいました。

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今回の構築は8月に行われた「第二回つりざおオフ」で3位を獲得した時に使っていたものを更に発展させた僕なりのバシャニンフの結論パです。

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↑8月に使っていたバシャレボルト軸

 簡易紹介

バシャーモ@メガ石 意地AS 膝 フレドラ バトンタッチ 守る

ギャラドス@メガ石 陽気AS 滝登り 嚙み砕く 氷の牙 龍舞

ニンフィア@残飯 控え目HBs ハイボ 欠伸 身代わり バトンタッチ

ヒードラン@風船 臆病HS 火炎放射 鬼火 ステロ 吠える

ボルトロス@オボン 図太いHB 10万 めざ氷 草結び 悪巧み

ドリュウズ@襷 陽気AS 地震 岩石封じ ステロ 剣舞

 

・構築の変遷

8月の構築に行き着くまでに実はサザンゲンガーから構築を組んでレートに潜っていましたが、全くといっていいほどレートが上がらずに500戦あたりで対面構築への慣れとして強いと言われていたガルガブゲンボルトウルガスイクンの並びをバカの一つ覚えで使ってみたのですが…上を目指すどころか1500台まで叩き落されたり、対面構築とのミラーに全く勝てないまま900戦に及ぶ苦行を経てどうにかレート1900には到達できたもののこのシーズンで僕のガルーラに対する理解はもう間に合わないレベルだと思い知らされました。

その後もガルクレセ、カバガルゲッコといった並びで触れてはみましたが、レートを上げるのに何百戦も要したり、ガルーラミラーでカバに引いたら冷Bを打たれて/(^o^)\ってなったりしてちゃんと自分で立ち回りを考えられないうちは勝てないと気付いてしまいました。

その一方で、ガルクレセを作った時に抜いたボルトを使う構築としてメガバシャーモの加速バトン+図太いHBレボルトの悪巧みによる制圧を狙う「バシャレボルト」を組んでサブロムで回してみたところ、こちらは100戦足らずですんなり1800に乗り、1900にもすぐに届いたのでこれをオフに持ち込んでみたところ、第二回つりざおオフにて3位というわけのわからない成績を収めることができました。

↓基本軸はこちらのブログを参考にさせていただきました。↓

russo-blaziken.hatenablog.com

バトンパではありませんが、はまるオフでも使った叩き膝剣舞メガバシャーモ、風船ヒードラン、欠伸ニンフの3匹と、調整で使い続けた耐久振りヤチェガブリアスは今回の構築に大きく関わることになりました。

 

その後、つりざおオフで得た問題点を改善し続けてバトン構築を使い続けていましたが、地味に増えていた吠える持ちガブリアスに手も足も出なかったことを受けて加速バトンをやめて純粋なガブバシャニンフの並びを使うことに決めました。

最初のトレーナーカードをご覧いただいた通り、ガブリアスを不採用にしてラグラージを採用していますがこれについては後述の構築概要で説明させていただきます。

 

・構築概要

偽装も何もない王道のラグバシャorマンダ@1を基本選出としたステロを撒いて欠伸で起点を作り、メガ枠が舞って無双する対面操作構築です。

環境を意識…などとはとても言えず、自分がしたいことを通すためにこの構築を作りましたが、ガルゲンが大多数を占める環境であればあるほどメガバシャーモの通りが非常に良いものとなること、対面構築においてヤチェを持っているとは言ってもフェアリーや初手のガブミラーに一抹の不安を残すガブリアスではなく、不意の一撃で死ぬ可能性が極めて低いラグラージを起用することで眠らずに倒す手段に用いられる毒々やカゴスイクンの抵抗を受けながらも、持ち前の耐久も併せてラグラージが必ずステロと欠伸を入れて仕事をした後に退場出来る点で対面構築に対しては若干の有利を取れていたことが今回の優勝に繋がったのだろうと思います。

また、僕が所属する龍谷大学ポケモンサークルのサークル員で今回のオフにも出場していたヨーセイとはオフの前に何度か対戦しており、お互いに構築の修正点を見つけて穴を埋められたこともオフでは非常に有益に働いてくれました。

構築の流れとしては

1.バトンをやめることで単体性能のみで全抜きを要求されるメガバシャーモ

2.従来通り欠伸ステロ展開から舞うのが無難と判断してステロ要員にガブリアスヒードラン 欠伸を打つ機械としてニンフィア

3.マリルリのケアが全くできていないため、クッションとして図太いHBボルトロス

4.ここまでで雨構築が重すぎて勝てる気がしないので一舞で大体の雨下メガラグラージを抜いてA1↑スキン捨て身で耐久にあまり振らないメガラグラージと意地スキン捨て身耐え調整を施したニンフィアを約8割の確率で葬れるように調整したメガボーマンダ

5.マンダの加入でサイクル気味に動かした方がスリップダメージを稼げることに気付いてガブリアスラグラージ

6.ガブリアスラグラージに変更したことで今まではゲッコウガに対して被弾前提で封じ→ステロと入ることでこなしていた仕事が不意の草結びで行えずにラグラージが沈み、2-3の状況を強いられて負けるパターンが発生 一週間悩んだ果てに一加速図太い化身ボルトであればゲッコウガを抜けることを思い出してそれと同じ状態を作り出す拘りスカーフを化身ボルトロスに持たせる

7.ゲッコウガ処理後の地面、特に欠伸カバルドンに抵抗手段がなかったのでニンフィアの型を図太いHB欠伸瞑想ねむカゴに変更

という感じでした。

 

・個別解説

ラグラージ@残飯 特性:激流

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図太い 207(252)‐*-147(188)-112(52)-112(12)-81(4)

なみのり ステルスロック 欠伸 吠える

選出率 10/10 先発5回

調整はggったらすぐに出るレベルのメジャーなやつですが、少しCに振ることでHDアローを半分削り、ステロを撒くことでファイアローの交代を許しません。

対面構築に初手から投げて欠伸ステロ展開をすることが仕事ですが、対マンダ軸にはヒードランとセットで選出し、サイクルを組んで削りを入れることにしたのでサイクル性能を高める残飯を持たせました。

基本軸ということで全ての試合で選出することになり、予選の1試合を除いて完璧に仕事を果たしてくれたこの構築の大黒柱でした。

 

メガボーマンダ@メガ石 特性:威嚇→スカイスキン

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慎重 189(148)-166(4)-151(4)-*-152(220)-156(124)

捨て身タックル 身代わり 龍の舞 羽休め

選出率 0/10 先発0回

Sをスカーフ準速ガブ(実数値231)抜きに調整された雨下メガラグラージ(実数値232)を1舞で抜ける数値に設定したHDマンダ。

火力も(舞えれば)申し分なく、A1↑スキン捨て身がA216メガマンダのスキン捨て身耐えニンフを8割以上で飛ばし、耐久に薄いメガラグであれば高乱数で飛ばしてくれます。

等倍で入るポケモンならステロ込みで全て薙ぎ倒してくれます。

数値のバランスが非常に美しいエースとして活躍…する予定でしたが、対面厨パにはメガバシャーモの選出が刺さりやすいこと、メガ後もゲッコウガの上を取られるので後発ゲッコウガを考慮するとゲッコウガ入りの構築には選出できないこと、地震を切ったことで鋼の相手が出来ず選出出来るのが鋼のいない雨構築に限られていたことが重なり一度も使うことがないままずっと右上でゲッコウガを誘うためだけに鎮座していました。

この枠でゲンガーの対策をすればよかったと後悔している反面、こいつがいるおかげで見かけ上ゲッコウガが重いと認識させられたので選出誘導枠としては優秀なポケモンです。

 

メガバシャーモ@メガ石 特性:猛火→加速

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意地 161(44)-233(252)-101(4)-*-101(4)-146(204)

飛び膝蹴り 叩き落とす 剣の舞 守る

選出率 9/10 先発0回

ルッソさんの構築記事を読んだことで採用を決めました。

このパーティにおける唯一のクレセリア突破手段ですが、HB特化だとステロ1回込み剣舞叩きでも中乱数(僕の場合落ちたためしがない)なので2回ステロを踏ませるためにサイクルを回す必要がありました。

炎技が無くて困るの対サーナイトの時でしたが、オフでの個体数は少ないだろうと割り切りました。

(このパーティはめざ地挑発メガサーナイトに勝てる駒が一つもありません)

Sはメガ後に最速80族を抜ける値に設定し、陽気スカーフマンムーを警戒しなくて済むようにしています。

今回のオフ最大の功労者であり、全てを剣舞膝叩きで破壊し尽くしてくれた文句なしのMVPです。

 

ニンフィア@カゴのみ 特性:フェアリースキン

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図太い 201(244)-*-128(252)-131(4)-151(4)-81(4)

ハイパーボイス 欠伸 瞑想 眠る

選出率 5/10 先発0回

一番最後に型を変更した個体。

初手ボルトゲッコ対面から奇襲をしかけた後に出てくるカバルドンの欠伸ループを断ち切るためにカゴを持たせましたが、元々の起点作りの役割も外せなかったので折衷案のような形で作りました。

欠伸を持たせることについてはラグがステロ+αの行動が出来ない場合に必要なので採用を悩んだりはしませんでしたが、火力が貧弱過ぎて毒ステロガブ(たぶん耐久振りだけどDに振ってない)を落とせないのは少々問題に感じたので控え目の方でも個体を作ってどっちがいいのか考え直す必要があります。

厨パ相手には必ず投げて、ラグラージの後から起点作りを引き継いだりボルトバシャ対面からの引き先として使いました。

 

ヒードラン@風船 特性:貰い火

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臆病 193(212)-*-127(4)-151(4)-128(36)-141(252) ※非理想個体

火炎放射 鬼火 ステルスロック 吠える

選出率 2/10 先発2回

こいつもルッソさんの構築記事から使わせていただいた個体であり、8月の構築から唯一変更しなかったポケモン

「ステロが撒ける+ハイボに繰り出しが可能+マンムーに不利を取りたくない」という要望全てに応えてくれるのはこの型のヒードラン以外にないので、ゲンガーに対する物足りなさを黙殺して使っていました。

予選で1回、決勝戦で先発を務めてもらいましたが、火傷による火力低下と突然の交代に驚きつつもジャローダを焼いてくれた上、スリップダメージで相手を追い込んで優勝を手繰り寄せてくれた影のMVPでした。

(つりざおオフの時もこいつ以外ヌケニンに有効打が無くてHDマンダの火傷空元気+火傷地震をギリギリで耐えてステロを撒いて最後にヌケニンを殺してくれた)

 

ボルトロス@拘りスカーフ

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図太い 184(236)-*-132(236)-146(4)-98-135(28) ※非理想個体

10万ボルト ボルトチェンジ めざ氷 草結び

選出率 4/10 先発3回

本構築最大の地雷にして絶対ゲッコウガ殺すマン。

唯一誰の手も借りずに自力で辿り着いた1匹であり、こいつがいなければ予選を抜けるのは無理だったと言っても過言ではありません。

技構成はゲッコウガに当てるための10万ボルト、不利対面から打点を残して引けるボルトチェンジ、抜群相手に刺していくめざ氷、パーティにヌオーの突破手段が無かったので草結びの4つ。

予選で2回先発ゲッコ対面からの10万ボルトを決めて試合展開を有利に運んでくれた他、メガゲンガーを上から叩くことで催眠ゲーのリスクを回避、メガマンダの上を取ることで確実にめざ氷を通すなどという感じに要所要所で仕事をしてくれました。

ただし、火力に乏しいので抜群を取れない相手の前に出ると起点になるので使い方はに注意を払う必要があります。

火力がない代わりに特化レベルの物理耐久を持ち合わせており、本来の役割であったマリルリストッパーとしての機能の他、対カイリューにおいて3枠目を見せていない状況で飛んできた二舞+弱保からのA4↑神速を余裕で耐えてめざ氷で倒す活躍を見せてくれました。

 

・基本選出

vs対面厨パ ラグラージ+メガバシャーモ+ニンフィア

初手を欠伸で流して安全にステロを展開、ラグが倒れる前に欠伸が入ってればメガバシャーモが舞ってストッパーが来たらニンフに引いて再展開。

初手ゲンガーが課題ですが、鬼火祟り目なんかは一発ぐらい耐えてくれるので催眠だけ避けるように祈ります。

vsマンダマンムー ヒードラン+ラグラージ+ボルトロス

相手のマンダの型がわからない以上うかつにミラーを仕掛けられませんが、恐らく初手はマンムーなので鬼火を当ててラグに引き、ステロを撒いてからボルトロスも絡めてサイクル戦に持ち込んでスリップダメージで削り切ります。

HDマンダだとボルトロスが起点になるのでその辺のケアが重要となります。

vs ゲッコウガ入り ボルトロス+ラグラージorニンフィア+メガバシャーモ

先発ゲッコウガを出されることが多いので化身ボルトロスで奇襲をしかけて3-2の状況を作り、残りの2匹をサイクルで崩していく。

ガルカバゲッコの並びはゲッコウガを倒した後にカバルドンが来るならまだマシですが、スカーフがバレているのでガルーラが出てくるパターンもあってあまり安定しません。

vsバンドリ ヒードラン+ラグラージ+メガバシャーモ

初手にヒードランを置いて相手がバンギの場合は鬼火からステロを撒いて吠える、仮にバシャバンドリ相手でバシャを引いた場合は吠えます。

取り巻きにもよりますが、カイリューがいると相当苦しいのであまり楽観視できません。

vs雨 ラグラージ+ニンフィア+メガボーマンダ

ステロ欠伸まで出来たら嬉しいが、出来なかった場合に困るので先にステロから入る。

今回のオフでも一度だけ雨パを見たが、あれはオムスターがエースだったからボーマンダに活躍の機会は与えられなかった

vs めざ地挑発メガサーナイト 降参

たまにあたりますが絶対に勝てません。

 

・問題点

初手ゲンガーがとにかく重いの一言に尽きます。

それを見越してボルトロスサイコキネシスを仕込もうかとも思いましたが、僕側からしても相手のラグラージや積みストッパーのヌオーの突破ルートを確保しないわけにはいかなかったのでマンダの枠を充てることになりそうです。

あとは予選で当たった毒と威張るを打ってくる構築はどうしようもありませんでした。

 

・まとめ

ステロ+メガバシャの技範囲はほとんどの相手に通せるだけの火力がある反面、膝割りで落とした試合もあったのでそこだけを挙げるつもりはないけど6世代はガルーラを扱えるプレイヤーが上がっていく環境だったと、膝ジャンキーの僕としては今更ながらに噛み締めています。

帰りの電車の中でも同じメガバシャーモを使ったヨーセイ(両膝割って決勝トーナメント一回戦で敗退してた)とも話してみましたが、ハイリターンハイリスクで勝ち上がっていくのも負けるのも結局1割が付きまとうという嫌な結論で終わってしまい、確実に勝っていきたいならもう一つ確率以外で勝負できる何か(選出が可能なメガ枠や、今回で言えばスカーフ化身ボルトロスのような絶対にバレない初見殺しのギミック)を次回作では見つけられるように研鑽を重ねていこうと思います。

 

・最後に

はまるオフ主催のかるらさん、並びにスタッフの皆様。

6世代を締めくくる素敵なオフを開催していただき本当にありがとうございました!

そして対戦していただいた参加者の方々にもお礼を申し上げたいと思います。m(__)m

(主に眠らせて起きるかどうかの瀬戸際なのに剣舞しても怒らなかった方々へ)

また、8月からずっと構築記事を参考にさせていただいたルッソさんにも感謝を捧げます。

7世代でお会いしましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

優勝なんて初めての経験なのでTwitterがてんやわんやで今でも返信忘れとかフォロー忘れとか挨拶出来てなかったりしていますが、徐々に伺わせていただく所存ですのでその時はよろしくお願いします。。。