【四国シングルFESTA準優勝構築】カバリザY
香川の旅館で羽を伸ばしてうどん食べてたら準優勝していたので記念に構築記事を書きます。
今回の構築は、僕が所属する龍谷ポケサーの同回生の構築相談に乗っている中で「これ強くね?使ってみるわw」となった軸をベースに作成しました。
構築の始点は5日前に決まっていましたが、最後の面子まで決めたのは会場に向かう駅のホームなのでこの6匹でレートに潜ったことは一度もありませんでした。()
結果は予選月見ブロックを4-2で通過し、決勝戦で敗れて準優勝でした。
特性 砂嵐
腕白 215(252)-137-187-*-92-68(4)
地震/氷の牙/欠伸/怠ける
選出 9/10回 初手0回
物理方面にぶん投げるサンドバッグなので努力値はHBぶっぱ。
初手対面コケコに打てる地震、起点回避の欠伸、回復技の怠けるまでは確定として、残りはリザを入れることで誘うガブリアスの処理を迅速に行える氷の牙としました。
予選でランドロスに交代読みで打ち込めたので採用していて良かったと思います。
特性 猛火→日照り
臆病 154(4)-*-94-197(252)-135-167(252)
オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/めざめるパワー地面
選出 5/10回 初手 2回
本構築唯一のメガ枠&カバリザの片割れ。
構築相談を受けていた当初は「カバドリマンダテテフガッサ@1」で「@1」は炎枠という結論に至り、カバドリの処理で投げられる耐久水にソラビが打てるリザYを炎枠として考えていました。
ブルルの採用に伴いリザY主軸の構築へと変化したため、技はリザYがシンプルに戦いやすいものを選択。
ヒードランへの有効打が無いと受けられた際にかかる負担が酷いのでめざ地を採用しましたが、人によってはXにも見えるそうで、ヒードランを選出されずに今回は一度も打ちませんでした。
でもここを変えるとヒードランを出された時にとても困るのでめざ地のままで問題無いと思います。
めざ氷を入れる場合はニトチャも同時採用。
カプ・ブルル@突撃チョッキ
特性 グラスフィールド
予選
意地 177(252)-200(252)-135-*-105-96(4)
→決勝トーナメント
意地 177(252)-186(156)-135-*105-108(100)
選出 5/10回 初手3回
「カバドリマンダテテフガッサ@1」の考察を進めた末、相手のガッサの処理ルートがラムバシャ、ガッサミラー以外に見つからなかったのでガッサをブルルに変更することにしました。
(カバリザYブルルの並びに一定のスペックを感じたのでこの時点で前述の並びは解散)
最初は草Zを持たせていましたが、アシレーヌの加入でZ枠としての運用をやめて突撃チョッキを持たせました。
役割対象の耐久水、霊獣ボルトロスへの後投げを安定させることが出来たので上手く噛み合っていたと思います。
予選では草技と自然の怒りしか打たないと思っていたので適当に岩雪崩を入れていましたが、予選で対戦した黒棺ぽけさん(@kurohitugipoke)と対戦後の感想戦をしているうちにチョッキブルルの話になり、そこで技構成、努力値振りについてアドバイスをいただけました。
また、決勝トーナメント開始前に今回は予選と決勝でパーティ変更が認められていたのでどうせならと、努力値振りと技の変更を施したら決勝トーナメント一戦目で変更が活きる仮想敵を引いて勝ち目ゼロを見事ひっくり返してくれました。
致命的な技外しが一度だけありましたが、残りHP1耐えを2回したり、熱湯を3発受けても火傷しなかったり、じゃれつくを避けたりと自覚の塊でした。
特性 激流
控えめ 187(252)-*95(4)-179(132)-142(44)-90(76)
選出 2/10回 初手1回
ここまでで重いメガゲンガー、バシャーモ、マンムー等を対面からなら処理出来る駒。
当初はチョッキマリルリを採用していましたが、リザYを選出しなかった対戦ではオニゴーリ相手に3ターンで降参ボタンを押してしまったので、アリアor滅びorアンコールでオニゴーリを潰せるアシレーヌに変更。
今回はフリドラを考慮してすぐに打てる滅びで使いました。
配分はHDをC222メガゲンガーのヘドロ爆弾最高乱数切り耐え、Sをジバコ等の上を取れるように多めに振り、残りをCに回しました。
選出した試合は全て負けましたが、メガルカリオのラスターカノンを砂ダメ1回込みで2耐えする耐久には使ってる僕も驚きました。(小並感)
ヒードラン@食べ残し
特性 貰い火
穏やか 193(212)-*-127(4)-158(60)-165(188)-103(44)
マグマストーム/大地の力/毒々/守る
選出 4/10回 初手0回
ここまででテテフとパルシェンの一貫を切れていなかったので鋼を採用する必要があり、リザYを選出しなくても鋼を焼けるようになるのでヒードランを選択。
型は毒守HDベースのテンプレ配分。
今回のオフではテテフ入りの構築と一度たりとして当たっていないので想定していた役割は果たせませんでしたが、一貫する技範囲が無い相手にはブルルカバドランの選出で徹底的に受け回すように立ち回れたのでこの型の選択は間違っていなかったと思います。
ミミッキュ@妖Z
特性 化けの皮
意地 159(228)-156(252)-104(28)-*-125-116
じゃれつく 呪い 挑発 トリックルーム
選出 5/10回 初手4回
オフ直前で採用を決めたこの構築のMVP。
元々はフェローチェ、ゲッコウガへの誤魔化しとして襷ミミッキュを採用していましたが、ステロを撒かれて襷が潰れるとフェローチェに蜻蛉で化けの皮を剥がされ、ゲッコウガには不毛な択を通さねば勝てないため、S2からガルーラ軸での切り返しに使っているトリルミミッキュに変更。
予選ではオフで引くと思っていなかったドーブルに対して最速起きからのトリル挑発でドーブルを機能停止させたり、アローラキュウコン入りに初手トリルから立ち回りを崩してくれました。
技はサザンドラやギャラドスといったポケモンを処理出来るじゃれつく、コンセプトのトリックルーム、削りと自主退場を同時に出来る呪いまでを確定とし、最後は受けループを粉砕すべく挑発を選択しました。
受けループ相手にはミミッキュヒードラン@1の選出で、ミミッキュを受けに来た物理受けを崩した後に毒守ヒードランでハメ殺せば余裕で勝てます。
持ち物は初手対面からテテフを倒したり、打てるタイミングでぶっ放す妖Z。
他にもZ呪いが打てる霊Z、オボンなども候補ですが、テテフを対面処理出来ない型はそこまで評価していません。
基本選出
+ororor
カバリザY@1
リザで戦いながら物理が来たらカバに引き、カバリザYの2匹で見れない相手を@1の部分で対応。
迷った時はとりあえず初手ミミッキュから入っていました。
ブルルカバドラン
リザ、ミミッキュを選出せずともがっぷり組み合えると感じた時はこの3匹で受け回しています。
元々から相性補完に優れた並びであり、加えて全員がグラスフィールドの恩恵を受けて毎ターン回復するので(カバの地震は半減になりますが)立ち回りが非常に安定します。
+oror
ミミドラン@1
害悪系統や受けループに対してはミミッキュとヒードランで崩します。
受けループ相手は初手にミミッキュを投げて挑発から入り、物理受けが出てきたら呪いで削って後ろに引かせ、呪いで自主退場した後にヒードランを投げて相手を消耗させた状態から嵌め殺せば簡単に崩せるので是非一度使ってみてください。
ミミカバブルル
アローラキュウコン入りのパーティに対して選出します。
アローラキュウコンに好き勝手させないようにトリルミミッキュから展開。
アローラキュウコン軸のパーティのメガ枠はギャラドス、ハッサム、ボーマンダの3匹が主流なのでカバルドンとブルルの2匹をストッパーとして組み込むとトリル下から制圧も簡単になります。
辛い相手
オフ当日の朝、試運転でフリーに潜ったらこいつに当たり、全く一貫が切れていなかったので当たらないことをずっと祈っていました。(当日は4回遭遇して2回選出された)
こいつに対面から勝てる可能性があるのはメガリザードンY、ミミッキュの2匹なので両方選出して何とかします。
ゲッコウガに対する認識が甘くミミッキュを出さなかった初戦では初手アシレーヌカバルドン対面でZワザを打ったら襷で耐えられ、ステロを撒かれた後に出てきた珠ゲッコウガに3縦されて完敗しました。
このパーティで上を取っているポケモンが一匹もいません。()
チョッキブルル、ミミッキュでの処理に期待していますが、ミミッキュは殆ど初手投げしていたためボルトロスが出てくる中盤以降には消耗していることが多く、ボルトロス一匹になったところにブルルを投げて処理を図っていました。
ヒードランもHDなので投げられそうなものですが、殆どが格闘Z持ちだったので投げなくて良かったです。
今回の四国シングルFESTAはこれから控えている関西シングルFESTA、はまるオフのための試運転が主目的だったのでまさか準優勝まで辿り着くとは一切想像していませんでした。
この結果はマッチングや運、直前の変更やその場での変更等が全てプラスの方向に働いたおかげだと思うので、本戦でも謙虚に、ただ闘志だけは滾らせてミスをしないプレイヤーになるべく残り1ヵ月を悔いなく過ごしたい思います。
ではでは、四国シングルFESTAお疲れ様でした!(・ω・)ノシ
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